皆さま、おはようございます。
昨日までのブログで、「なんで小浜島?」と思った方もいらしたことでしょう。
実は私たち2月に『西表島』に行っていました。
2021年に世界自然遺産になったと知り
冬のジャンクショーが終わった後に
HISの新春セールを利用して予約しました。
まだその時はオミクロンの話もなく
コロナも落ち着いていたのですが、、、
その後、感染が拡大して『まん延防止』になり
旅行に行ってきますと言いづらい雰囲気に。。。
ともあれ、この時の『西表島』がとても素晴らしく
それ以来、パスポートの要らない楽園、沖縄八重山諸島にハマっています。
今日は2か月遡って、西表島を紹介します。
島に入るといたるところにヤマネコ注意の看板を見かけます。
当初、レンタカーを借りる予定だったのですが
あちこちに立てられた看板に
ここで運転して、万一ヤマネコさんにケガでもさせたら大変ということになり
レンタカーからレンタル自転車に変更しました(笑)
ヤマネコを目撃したら『いつ、どこで見た』という報告をする直通電話があります。
その場所の周辺に『ヤマネコ注意』の看板を立て、ヤマネコを守るためです。
万一、車でケガをさせてしまったら人身事故なみの事情聴取があるそうです。
出かける前は、もしかしたら出会えるかもと思っていましたが
実際に出会うのは、かなり難しいようでした。
ホテルから港に迎えにきていた送迎バスも
島内を時速30㎞程度の低速で走行します。
もしもヤマネコが飛び出してきても停まれるようにです。
おかげで、ホテルに着くまでにゆっくり島の風景を楽しめました。
部屋は広くて開放的、バルコニーにもソファーがあります。
このバルコニーの写真に2羽のカラスがいます。
産毛が抜け替わっている途中の子供とお母さんカラスです。
どうやら前の宿泊客の方から何か貰っていたらしく
私たちが部屋に入ると、バルコニーから様子を見ています。
懐くほどではありませんが
「何か下さい」と訴えています(笑)
部屋の前はジャングルに囲まれたプール
プールから細い道を進むと海に出ます。
人口は約2500人弱、広い島ですが住民は少ないようです。
路線バスはありましたが、一日4便でした。
バス停、沖縄らしいです。
島の面積の90%がジャングルだそうで平地が少なく
多くの川や滝を見ることができます。
西表島では、『カヌーとピナイサーラーの滝へのトレッキング』に挑戦しました。
カヌーは二人とも初めてだったのですが
2月の閑散期ということもあり
インストラクターさんと私たちの3人で川を独占しているみたいでした。
正面に目指す滝が見えます。
両側に見えるのが、マングローブです。
GWなどには、この川が大渋滞。
なかにはカヌーがぶつかったりすることもあるそうですが
この時は、川を貸し切り状態。
もっぱら漕ぐのは師匠で、私は先頭で気持ちよく大自然を満喫してました。
その後、カヌーをつないで、山を登ります。
ピナイサーラの滝を目指して、険しいジャングルを登っていきます。
インストラクターさんがいなければ、絶対迷ってしまいます。
道はとても険しいのですが
途中、途中でマングローブやガジュマルなどの詳しい話をしてくれるので
自然と休憩ができて、気づけば滝についていました。
滝で昼食休憩をして、ジャングルを下り
またカヌーに乗って戻ります。
カヌーは小さな子供さんも楽しめますが
ピナイサーラの滝までは、ある程度体力のある方でないと難しいかもしれません。
このトレッキングにはジャングルでも滑らず登れるように
フエルトシューズなるものを貸してもらいました。
途中で、インストラクターさんをつけずに
ビーチサンダルで登っている方を数名見かけましたが
道に迷っていたり、引き返していたりしました。
西表島には、沖縄県公安委員会認定『安全対策優良事業所』というツアー会社が
いくつかあります。
世界自然遺産の自然を保護するためにも
専門の方のアドバイスのもとに楽しめるといいかなと思います。
このトレッキングの途中で、滝からの川の流れと
亜熱帯の自然林の見事に調和した美しい場所がありました。
森林浴で癒されるなどど聞きますが
この場所に居たときに、なんだか不思議な感覚になりました。
西表島というと、この風景をまず思い浮かべます。
さて、次回は西表島でのビックリ体験をお伝えしたいと思います。