突然の雪に驚いた昨日でしたが
朝には雪はやんでいました。
幸い道路には塩がまかれていたので
日陰やカーブに気をつけながら予定通り移動しています。
さて、今日はアンティークモールを紹介します。
アメリカでは、ある程度の規模の町には
必ずアンティークモールがあります。
休日は、家族連れやカップルでアンティークモールに来る人も多く
何か買う目的というより、いろいろなものを眺めて楽しむ、
特に気に入ったものがあれば購入するという程度です。
大規模なモールには、そういうお客様目当てに
カフェやレストランがあったりもします。
もともと学校だったり、倉庫だったり
広い建物で使わなくなってしまったものを
アンティークモールとして利用していることが多いです。
広い建物をブースに区切って使用します。
2階から見るとこんな感じです。
1ブースの賃料は、だいたい$65~$80くらいです。
ブース内をそれぞれ工夫してディスプレイしています。
BUNNYの看板、可愛いのですが
とても手が届く価格ではありませんでした。
アンティークモールは、屋外のイベントに比べると
どうしても割高になってしまいます。
しかもオーナーさんが不在なので、交渉ができません。
入り口近くに、素敵なブースがありました。
ここには、数年前にも来ているので
過去のblogで見覚えのある方もいらっしゃるかもしれません。
もともとゼネラルストア(※)だったものが、そのまま展示されています。
※ゼネラルストアとは、食料品、雑貨、衣料品、薬など日用品を幅広く扱う
雑貨店のことです。ファイヤーキングマグなども売られていました。
一度小さな町の現存するゼネラルストアで
ファイヤーキングの赤いスプレーマグが棚の上に6個並んでいたことがあります。
ラッキーな思い出です。
棚もポスターも当時のものです。
すべて売り物ですが、できればこのまま残ってほしいですね。
当時の写真が飾られていました。
よーく見ると、コカ・コーラの時計やドクターペッパーの看板があります。
長年買い付けの仕事をしているので
馴染みのアンティークモールがいくつもあるのですが
ここ数年、来るたびにどこかが閉店になっていたりします。
小さな田舎町にあるこのショップは
師匠のお気に入りでした。
オーナーのおばあちゃんとは10年以上のお付き合いです。
ところが、入口に
リタイアメントセール(退職するので閉店します)の真っ最中でした。
綺麗にディスプレイされていた店内は
残念なことになっています。
30年間ショップをやっていたので
リタイアすることにしたそうです。
定休日と知らず、立ち寄って店内を覗いていたら
中で書類仕事をしていたおばあちゃんが入れてくれたこともありました。
馴染みのショップが無くなってしまうのは、とても残念ですが
ショップを閉める前にお目にかかれてよかったです。
いくつか商品を譲っていただき
ご挨拶をして帰ろうとすると
引き留めるかのように、次々話をするおばあちゃん
おばあちゃんも名残惜しいのでしょうか。
お元気でね。
Happy Retirement!