皆さま、おはようございます。
どんよりとした朝
週末は雨という予報に
被災地のことが気になっています。
昨日まで長野におりました。
以前からblogをご覧下さっている方や
ジャンクショーにお越し下さっている方は
お気づきかと思いますので
まず先にご報告です。
台風で被災した友人とご家族は
幸い怪我もなく無事です。
今は、避難所で生活をしています。
日曜日の朝早く
千曲川の氾濫を知り、メールをしたところ
『1階が浸水して、家族と2階で救助を待っている』と短い返信があり
その後自衛隊のヘリコプターで救助され
避難所に入ったと続報が届きました。
地元の方によると
今回自衛隊の対応がとても早かったそうです。
私たちが現地にいる間
延々と取り残された方々の救出活動が
続いていました。
東京から長野方面に向かうご予定のある方
中央道経由は八王子から先が不通です。
首都高速から関越自動車道→上信越自動車道へ
途中、松井田妙義IC から先は通行止めですが
高速を降り、碓氷峠を越えて、小諸IC から
また高速道路にのることが出来ます。
国道は特に問題なく走れます。
松井田妙義IC で全車降りるので、
出口渋滞がかなり長い列になっていますので
ご注意下さい。
友人、ご家族様の無事を確認し
避難所生活に不足しているものなどの
買い出しをしてきました。
翌日には清掃などもお手伝いしたかったのですが
昨日の段階で、まだ水が引かず
家に入れないとのこと。
被災した住宅地に入る道路では
住人かどうかの身分証明書確認があるが
健康保険証も免許証も何も持たずに避難したので
証明書の発行を待たなければいけないとのことで
とりあえず、昨夜一度帰宅しました。
帰路、何十台もの自衛隊の
災害支援車輌とすれ違いました。
水が引かないところの吸水作業などを
して下さるそうです。
自衛隊の皆さま、本当にありがとうございます。
友人宅は、家の1階部分が浸水
ご家族様皆さまの車4台と
農作業用のトラクターなどが沈んでしまったそうです。
友人が救助を待つ間に見た
2階から愛車がゆっくり沈んでいく様を話ながら
「可愛そうなことをした」と呟きました。
大切にしてきたものが
一瞬でなくなってしまう自然災害の怖ろしさ
悲しさを痛感しています。
師匠も私も
すっかり気落ちしてしまいましたが
そんな場合ではありません。
一生懸命仕事して
また手伝いに向かいます。
「家に入れるようになったら全部洗って
りんごの箱を並べて、その上に布団を敷いて寝るから大丈夫」と気丈なお父さん
「ヘリコプターにもパトカーにも乗っちゃったわ」と笑うお母さん
お二人の笑顔を見に、また会いに行きます！
最後に、長野のO さんご家族さま
情報収集やご助力、本当にありがとうございます。
これからもどうぞよろしくお願いいたします。
